2014年5月5日月曜日

美しい実写ドローイング映像


高木正勝 - Girls

映像作家であり音楽家でもある高木正勝の作品です。
映像は自分で撮影した映像に後からトレースするようにドローイング、曲も自身で作曲した曲をピアノで演奏しています。映像と曲、そのどちらも自ら作ることで一つの作品としての完成度が非常に高いと感じます。

実写映像にドローイングをするというのは面白いですね。動く油絵のようです。
作者が「Girlsの映像を見て無邪気さや喜びだけではないと感じるのは、本当は悲し­い状況を撮影したものだからだ」と言う通り、この映像には単なる美しさだけでなく、儚さや残酷さのようなものを感じます。それがまたこの作品の奥深さとなって心に訴えてくるのだと思います。


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